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近畿地方も梅雨入りしましたね。雨が少なく暑い日も多く汗をかく機会も増えてきましたが、しっかりと水分補給されていますか?これからの時期で気をつけたいのが脱水症ですね。
今月は脱水症の症状と予防についてお伝えします。

脱水症とは

人間の体の約60%(高齢者では50%)は体液(血液・リンパ液・唾液・尿・粘液等)からなっています。この体液が失われた状態を脱水症といいます。
脱水症状を起こすと、酸素や栄養素がうまく体内に行き渡らなかったり、老廃物を排出することができなくなったり、体温をうまく調整できなくなったりするなどの問題が生じます。治療を怠ると命にかかわることもあります。

脱水症の症状

軽度:めまいやふらつき、口が渇いたように感じる
中等度:頭痛や悪心が起こります。口の中や粘膜が強く乾き、唾液や尿の量も減少します。嘔吐する場合もあります。
重度:けいれんなどを引き起こします。昏睡や錯覚、幻覚などの精神症状が起こることもあります。
重度の脱水症は命にかかわることがあります。軽度であっても症状が出たらすぐに水分補給を行って下さい。

また、高齢者や認知症の方、子どもでは口の乾きなどの症状に気づきにくく重症化するこ
とがあるため、周囲の人が注意して見てあげる必要があります。

脱水症の予防

脱水症は予防に務めることが大事になります。予防は水分補給とミネラル補給です。

①水分補給
とにかくこまめに水分を取ることが重要です。就寝前、起床後、入浴前後、運動前後、運動中、そして飲酒後は必ず水分補給しましょう。
「汗をかいていないから」「汗をかきたくないから」と水分補給を控える人もいますが、人は皮膚表面や呼吸でも水分を排出しています。脱水症を防ぐためにも水分補給を怠らないようにして下さい。

②ミネラル補給
水分だけを補給していると血液中の塩分が薄まり、身体は体液の濃度を元に戻そうと水分を体外に排出してしまい、結果的に脱水症を引き起こしてしまいます。そのため水分とともにミネラルの補給も大切になります。市販のイオン飲料や経口補水液などで補給するようにしてください。
ただし、糖尿病や高血圧症をお持ちの方は取りすぎると持病が悪化する可能性があるので医師に確認することをおすすめします。

最後に・・・
日頃から水分補給とミネラル補給を意識して行うよう心がけ、脱水症にならないように自分の体を守りましょう。
また異変を感じたら早めの受診をおすすめします。

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