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健康コラム静電気対策
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"健康コラム Back Number vol.7"

〜静電気対策〜

 寒くなってきました。これからどんどん寒くなり、空気も乾燥してきて、気になるのが静電気です。静電気は物同士の摩擦や接触などで生じる電気のことで、「セーターを脱ぐときのバチバチッという音」や「ドアノブに触るときにバチッ」となるのがそうです。衣服との摩擦で静電気が体内に蓄積されて、それが放電されるときに「バチッ」となるんですね。

 というように静電気の主な原因は衣料品です。私たちの衣料品のほとんどが石油を原料としたナイロンやポリエステル、アクリルなどの合成繊維で作られています。大げさに言えばプラスチックを身にまとって歩いているようなものです。プラスチックは電気を通しにくく帯電しやすい性質を持っているので静電気がおきやすいのです。衣料品以外にも私たちの生活の中には毛布やカーペット、OA機器などのように合成繊維やプラスチック製品で囲まれています。現代社会は静電気を帯電しやすい環境になっているんですね。

 ところで、静電気が身体にたまると、身体に影響があるのでしょうか?

1) アドレナリン分泌促進
  静電気により交感神経が刺激され、アドレナリンが副腎皮質から分泌されるそうです。そのため血糖値も上昇することがわかっています。
2) 疲労蓄積
  静電気が体内のカルシウム代謝を早める原因となり、筋肉の持久力が不足し疲れやすくなります。また、精神的にはイライラとして集中力に欠けてしまいます。
3) ビタミンCの低下
  合成繊維衣料を着用している期間中は、血液中のビタミンC量が10〜20%低下してしまうようです。ビタミンC量が低下すると、免疫力が低下し、風邪などにかかりやすくなるようです。
4) 皮膚病悪化
  静電気が人体にたまると、空気中のほこりやバイ菌を吸い寄せます。化膿の原因となる菌が衣服などから傷ついた皮膚に進入すると、化膿性の皮膚病を引き起こしたり悪化させる原因となります。

【静電気を防ぐにはどうすれば良いの?】

1) 衣料品を天然繊維のものにする
  ナイロンやポリエステルなどの合成繊維に比べ綿や麻、羊毛などの天然繊維は静電気を溜めにくいため、少なくとも肌に触れるものは天然繊維のものにしましょう。表地が天然繊維でも裏地が合成繊維の物も多いので注意しましょう。(再生繊維であるレーヨン・キュプラ・ポリノジックなどを選びましょう)。ほかには帯電防止剤という物をスプレーする方法もあるようです。靴も合成底の製品を避け、天然皮革にするのもひとつです。革の手袋を着用してもいいかもしれないですね。セーターやフリース、カーディガンなどを着るときは品質表示を見るよう心がけましょう。
2) 湿度を保つ
  静電気の特性として湿度20%以下、温度25以下になると起こりやすくなる(だから冬に静電気が起こり、梅雨では起こらない)ので、湿度を40〜50%に保つようにしましょう。
3) 自然に放電させる
  指先がバチッとなって痛いのは指先が敏感だからです。最初に触るのを尖っている指先から平らな手のひらに変えるだけでも違うでしょう。また、車の鍵や皮製の製品(財布など)を車のドアなどに接触させてからドアを閉めたり、ドアノブを触る前にも、このようにすると自然に放電してくれるため、バチッときません。車から降りてドアを閉めるときは、その前に地面(土のところ)を触るのもいいですね。

2005.11.24

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