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乾燥肌

成人式が終わるとお正月気分もそろそろ落ち着いてくる頃です。少し早めにいつもの生活リズムを取り戻しましょう。さて、寒いこの季節、お肌の乾燥にお悩みの方も多いのではないでしょうか?原因がたくさんあり、誰にでも起こりうる乾燥肌。正しい知識を身に付けて、自分に合った乾燥肌対策を行いましょう。

『乾燥肌の原因』

乾燥肌の要因一覧

【かゆみの原因】

 皮膚が乾燥すると皮脂が少なくなり、刺激に対して敏感になります。その皮膚の隙間からアレルゲンや微生物などの刺激物質が入り、それがかゆみの原因となります。また、皮脂が酸化して、かゆみを起こしやすい物質に変化することもあるそうです。かゆみを我慢出来ずに引っかいてしまうと湿疹ができ、さらにかゆみを呼ぶという、かゆみの「悪循環」に陥ることになります。

【乾燥肌の対策】

1.
まずは気になるかゆみの対策からです。先述したように皮膚についている汚れがかゆみの原因となるため、皮膚表面の汚れをきちっと落とすことが重要です。ただし、必要以上に洗うと、一緒に皮脂まで落ちてしまいます。ボディタオルはナイロン等ではなくやわらかい素材のものを選び、ごしごし洗うのは控えましょう。手のひらでやさしく洗うだけでもOKです。またシャンプーや石けんなどが十分に洗い流されていないと、それもかゆみや炎症の原因になってしまいます。しっかりと洗い流しましょう。

2.
次は水分の補給・保持です。これにはお風呂が効果的です。バスタブにゆっくり浸かって、血液の循環を良くしましょう。また、皮膚の汚れも落ちやすくなったり、入浴後の保湿剤が肌に浸透しやすくなります。ただし、熱いお湯は体温を上げてしまうため、かゆみを増すことがあるので、ぬるめのお風呂に入るようにしましょう。また、保湿系の入浴剤を入れると、皮膚の表面に被膜をつくり、入浴後の乾燥を防いでくれます。入浴剤を使えば、保湿剤を塗りにくい部分にも保湿効果が期待でき、背中に手が届かないお年寄りや、保湿剤を塗るのを嫌がる子供にも、利用できます。体に合った入浴剤で乾燥を防ぎましょう。

3.
お風呂から上がったら、保湿剤を塗りましょう。入浴後は皮膚の細胞は水分を含んで柔らかくなっており、浸透力が高まっているので、保湿剤を塗るのに最適なタイミングといえます。とくにカサつきがちな部分には、保湿剤をしっかり塗りましょう。

4.
保湿剤にもいろんな種類があります。肌の乾燥が特にひどい人には、ジェルや乳液などのさっぱりしたタイプよりも、被膜を作って水分の蒸発を防ぐ油性の強いタイプをおすすめします。ただし、ワセリンは肌の上でのびにくく、べたつくので、乾燥の程度がひどくない場合は、クリームが使いやすいでしょう。

5.
乾燥が進行して赤くなったり、ひっかき傷でジクジクして湿疹などが起きている場合は、皮膚科を受診することも考えましょう。外用剤を処方されることもあります。たとえばアトピー性皮膚炎などでステロイドなどの外用剤を処方されている場合は、先にステロイドを塗る必要があります。その後、必要であれば保湿剤を上塗りするようにします。よくわからなければ皮膚科専門医に相談するのが1番ですね。

2006.01.13

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