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頭痛の症状にはさまざまありますが、一般的なのは、風邪などの発熱を伴って起こる頭痛です。これは熱が下がれば自然におさまりますので、あまり心配ありません。
ただし、突然激しい痛みが現れる頭痛は、脳出血や他の病気の前兆である場合もあるので、早急に脳神経外科などで適切な治療を受ける必要があります。
また、前日との気温差が大きい日などに頭痛の方が増えるといわれます。慢性的な頭痛持ちの人のは多く、命に別条はなくても、慢性頭痛の苦痛は本人にとって深刻です。できるだけ頭痛が起きるのを避け、あっても軽くすむよう、上手に対処していきたいものです。

慢性頭痛は3種類に分けられ、それぞれ種類によって、対処の仕方が異なりますので注意しましょう。独断で市販の頭痛薬を常用している人は、1度医者に相談して、自分の症状に合った薬を処方してもらうとよいでしょう。

【頭痛のタイプの見分け方】
もっとも多い片頭痛は、頭の片側(時に両側)が脈打つように激しく痛み、月に1~2回発作的起きます。
群発頭痛は、1ヶ月くらいの間毎日決まった時間に1時間程度の頭痛が起き、片方の目の奥が激しく痛み充血したり涙が出たりします。血管の拡張が原因なので、発作の期間中アルコールは厳禁、医師に相談して血管拡張予防薬を処方してもらうことができます。
緊張型頭痛は、締めつけられるような頭痛がほとんど毎日続き、肩や首のこり、めまいを伴うことがあります。

2006.05.12

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