デイサービスで毎日の笑顔をサポートする総合介護事業のリハネット神戸

 

年末に近づくにつれ、寒くなってきました。また、仕事が忙しくなり体を壊しやすくなってきますね。皆さんは健康への気配りはできていますか?
現代の省力化・便利化・ストレス・飽食社会において「運動」、「精神バランス」、「食生活」これら全てが満たされているという方は少ないのではないで しょうか?仕事や忘年会などで、体に負担をかけ、健康とは正反対の道へまっしぐらの方はいませんか?

【健康とは?】
(1) 運動    :適度な運動が大切
(2) 精神バランス:精神状態の安定
(3) 食生活   :栄養のバランス

これら3つのバランスが取れていないと健康とはいえません。

また、この中で最も大切なのは食生活です。
現代では、糖尿病、癌(がん)、脳卒中、高血圧などの疾患(しっかん)を抱える方が増えていますが、これらの病気は主に食生活や生活習慣が原因となっていることが多いようです。
現代人は運動をあまり行わず、高カロリー、塩分過多など栄養バランスの悪いの食事を摂っている人が多いようで、厚生労働省の国民健康・栄養調査でも明らかです。
1日に30種類以上の食物をとるのも難しく、自分で好んで食べているものが、知らず知らずのうちに体を蝕(むしば)んでいることもあるでしょう。「私は 栄養に気を使っているから大丈夫。」と思っているかもしれませんが、本当に大丈夫ですか?風邪気味、ボーッとする、疲れやすい、などこのような症状が日々 当たり前になっていませんか?それらは、もしかしたら栄養不足から来ているのかもしれません。
主に栄養は、炭水化物、たんぱく質、脂質、ミネラル(マグネシウムやカルシウムなど)、ビタミン、食物繊維のことを指します。これらをバランスよく摂ることが、とても重要になってくるのです。

なぜならば、1種類の栄養を多く摂っても、他の栄養が少なければ、せっかく摂取した栄養も十分に吸収されません。
例えば、たんぱく質を「10」摂って、ビタミンを「2」、他のものを「5」摂ったとすると、一番低いビタミンにあわせ、全て「2」しか吸収できないので す。摂取しているつもりでも、吸収できていないことが多いこともあるのです。かといって毎日、これらのことに気を配ることは時間・労力・経済面のことを考 えると大変です。

ではどうしたらいいのでしょうか・・・?
それは、食事を必ず摂り、足りないものを「サプリメント」で補っていくことが大切です。サプリメントといっても多くの種類がありますが、基礎サプリメント は総合ビタミン剤とプロテインです。上述しているように、栄養は一つだけ多く摂っても意味が無く、バランスよく摂取する必要があります。総合ビタミン剤で ミネラルやビタミンのような摂取しにくい栄養素をしっかり摂ることで、少しでも栄養の吸収がよくなるようにします。
プロテインは、動物性と植物性がありますが、これらは1対1の割合で摂取するのが一番理想とされています。人の体は約60兆個の細胞からできており、体 全体の約70%は水ですが、次に多いのはたんぱく質で15%です。体の中でたんぱく質は分解と合成を繰り返して、新しい細胞へと入れ替わっていきます。爪 や眼、内臓(ないぞう)、赤血球などはすべてたんぱく質から出来ているので、たんぱく質を摂取することが大切です。
しかし、病気をお持ちの方は注意しなければなりません。サプリメントも病気に合わせて摂取していかないと、病状を悪化させてしまうことがあるのです。例 えば、腎臓の弱っている方がプロテインを飲みすぎると、腎臓への負担が大きく病状を悪化させてしまうことがあります。健康を維持させるつもりが、返って健 康を損なうことがあるのです。病気をお持ちの方は、医師に相談してから飲み始めたほうが良いでしょう。

サプリメントをうまく活用して、健康を維持していきましょう。

2006.11.10

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