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人間は約8割の情報を眼から得ていると言われています。しかし、眼のケアとなると案外無頓着な人も多いのではないでしょうか。
厚生労働省の「平成15年技術革新と労働の実態調査」によると、仕事でのVDT作業で、身体的な疲労や症状を感じている労働者の割合は78%。疲れを部位別にみると、9割以上もの人が眼の疲れや痛みを訴えています。
仕事中でもこれだけの眼の疲れがあるのと同時に、現代社会は携帯電話にパソコン、テレビ、DVD、読書…と眼を酷使することが日常茶飯事です。さらに深 夜まで起きていることが多くなっているため、眼を休める時間は極端に少なくなっていると言えます。職種にかかわらず、多くの人が眼の疲れを抱えていると 言っても過言ではないでしょう。

【疲れ眼?それとも眼精疲労?】
ただ疲れているだけの疲れ眼なら、通常一晩ぐっすり眠ることで眼は回復する。問題は、一晩寝ただけでは疲れがとれない位日常化しており、或いは回復した と思ったらすぐに疲れが出てくると言うように断続的に続く眼精疲労です。眼精疲労になると、回復するまでに時間がかかるばかりではなく仕事や生活にも影響 が及びます。
あなたの眼は疲れ眼?それとも眼精疲労ですか?一晩だけ十分な睡眠時間を確保してみてください。それで、翌日にも眼の疲れが続くようであればそれは眼精 疲労です。早急にケアを始めることをおすすめします。

【眼精疲労からくる症状】

●眼に現れる症状
・眼がチカチカして、眼を開けているのが辛い
・眼が乾燥する
・眼の奥が痛い
・眼がかゆく、充血する
・まぶたが腫れる
・眼がかすむ

●体に現れる症状
・イライラする
・不眠気味
・全身がだるい
・頭 痛
・肩こり
・食欲不振、吐き気

【眼精疲労から神経症へ→悪循環】
眼精疲労が及ぼす影響は、頭痛や肩こりばかりではありません。時に身体や神経にさえも大きな影響を与えることがあります。あなたは、眼が疲れてパソコン 画面や本などを見たくないと感じたことがありませんか?その時点で作業をストップすることができれば問題にはなりませんが、仕事になれば「見たくない」な どと言っていられません。
そんな状況が長く続いたときのことを考えてみましょう。疲れ眼を感じながら仕事を続ける→頭痛・肩こりがひどくなる→イライラしてくる→集中力が無くな る→仕事が思うように進まなくなり、余計にイライラする→これらがストレスとなり胃痛や腹痛が起こる→受診してもストレスの為原因が分からない→全身の倦 怠感や不眠症→神経症へとつながる。
これは極端な例のように思われるかもしれませんが、実際に胃痛や腹痛で病院を受診しても、眼精疲労の影響だとは分からないため、神経症になりかけている 人、または眼精疲労が原因の神経症になっている人は相当数いるのではないかと考えられています。眼精疲労の悪循環の連鎖をどの時点で止められるかが、一人 ひとりの自覚にかかっています。

【眼精疲労を防ぐ基本8ヵ条】
(1)パソコンなどのディスプレイを長時間見続けないようにしましょう
(2)汚れた空気を吸わないようにしましょう
(3)室内の湿度を一定に保ちましょう
(4)エアコンなどの風が直接眼に当たらないようにしましょう
(5)夜更かしせずに早く寝ましょう
(6)ストレスをためないようにしましょう
(7)寝そべったり、電車内で立ったまま読書をしないようにしましょう
(8)パソコン等のディスプレイに向かう姿勢と環境を整えましょう

パソコン作業などは40分ほど続けたら15~20分くらい休むのがベストと言われています。視点をディスプレイに釘づけにしない ことが大切なので、少しだけでも視点を切り替えて上手に眼を癒していきましょう。温かいタオルを眼の上にのせるホットパックも疲れた眼には効果的です。

【疲れた眼に効果的なサプリ】

・プルーベリー… 眼に良いといわれる定番のサプリメントです。
イタリアやフランスでは、眼精疲労や近視用の医薬品として認められています。即効性があるとも言われ、摂って2~4時間後には効果が出はじめると言われています。
・ビタミンA… 別名「眼のビタミン」とも言われており、角膜や網膜と、それらを保護する粘膜を活性化させるはたらきがあります。眼がショボショボする、遠くがかすむといった症状の人は特に積極的に摂りたいものです。ビタミンAが不足すると、視力が低下したり、暗い所で見えにくくなる“鳥目”になることもあると言われています。

【最後に・・・】
パソコンに携帯電話、テレビ…。いくら眼のためとはいえ、それらと縁を切って生活することは不可能です。それに現在では、眼精疲労の治療法は確立されて いるとは言い難い状況です。そのため、眼精疲労が完治して眼の疲れから解放されたとしても、すぐに再発する可能性が高いのです。
眼精疲労を予防し、健康な眼を維持していく為には、一人ひとりが眼精疲労を自覚し、意識的に眼をいたわり、疲れをためない様にしていく事が重要です。「ただの疲れ眼」などと侮るのではなく、日々ケアしていくことが重要です。
眼に優しい生活を送りましょう。

2007.10.12

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