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みなさんはご自分の足について、どの程度関心を持っていますか?
普段、当然のように歩いて、仕事をしたり、家事をしたりと日常生活を送っていることでしょうが、歩けないようになった、または、歩きづらくなった時のことを想像してみてください。今の生活のほとんどの事が不自由になってくると思います。
それほど人間にとって、歩くということは重要なことであり、歩くときに一番働いてくれている足、特にくるぶしより下の部分は、毎日労わってあげてほしい部分です。
今回は、その労わり方を紹介していきたいと思います。

1.足のトラブル
物心ついたときから、大抵の方は靴をはいて外出していたと思います。長年靴をはいて歩き、足やつま先が変形しているかたも多いはずです。これは、足の形 に合っていない靴を履き続けた結果、その靴の形に足が変形してしまったものです。あまり大したことのない問題かと思われがちですが、実はこれを放っておく と、膝の痛みや腰の痛み、しいては全身の骨格を変形させてしまうこともあり得る問題なのです。偏平足や、外反母趾はみなさんも知っているかと思いますが、 これらも重大な病変で、ひどくなると、このような足の変形のために歩きづらくなっている方もいらっしゃいます。
ですので、出来るだけ自分の足の形に合った靴を履くことをお勧めします。しかし、オーダーするのも少々値段が高めで無理だという方は、入浴時などに足の 指を一本ずつ揉み解したり、足でジャンケンするような運動をすると、変形予防になりますので、こちらもお勧めします。
また、女性の方はヒールの高い靴を履く方も多いと思われます。しかし、ヒールの高い靴を履き続けていると、やはり変形につながっていきやすい為、どうし ても履かなければならない方は、休足日を作ってはいかがでしょうか?会社やそれなりの格好をしていかなければならない場所へ行くときは仕方ないですが、休 日などはスニーカーのような足への負担が少ないものを履いて外出するのも、毎日ヒールの高い靴を履き続けるよりは効果的です。

2.爪のトラブル
足の爪のトラブルには、主に、陥入爪(かんにゅうそう)、爪白癬(つめはくせん)、鶏眼(けいがん)、胼胝(べんち)というものがあります。
陥入爪は、爪が湾曲し、皮膚に傷が生じた状態のものを言い、形状の変化のみで症状がない場合は巻き爪と呼ばれます。靴の圧迫や体重負荷、深爪、爪白癬による影響等が関与しています。
爪白癬は、爪に白癬菌が感染した状態です。感染した爪は先端から白く、また肥厚して、爪の表面が凸凹になります。爪の下の角質が増殖し、爪全体が感染すると浮き上がった状態になります。爪は肥厚しながら歪んで伸び、もろくなって割れやすくなります。
鶏眼とは、一般に”ウオノメ”と言われているものです。円錐状の角質塊を伴う角質の増殖で、ひどくなると痛みを伴います。物理的な刺激が反復して加わることによって生じると言われています。
胼胝とは、一般に”たこ”と言われるものです。こちらも、物理的な要因により皮膚の一部が角化・肥厚している状態で、負荷がかかると痛みを伴います。
これらの症状が疑われる方は、一度、皮膚科等に相談をしてみてください。特に爪白癬は薬を使用することで、まだ感染していない爪や、家族への感染を防ぐことができますので、早めに相談してみてください。

以上、足について軽くご紹介してみました。自分の体は一生付き合っていくもので、常にメンテナンスが必要です。体の中をメンテナ ンスする健康診断と同じように、足のメンテナンスにも興味を持ってもらえると幸いです。

2007.12.07

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