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もう直ぐ夏本番!夏になると食欲がなくなってこの時季急激に体重が変化する方も少なくないのではないでしょうか??
夏は他の季節と違って、汗をかき体力が大幅に減少します。夏バテにならないためにも夏野菜を沢山食べて、快適な夏を過ごしましょう。
そもそも夏バテとは・・・。夏バテは主に、冷房がきいた部屋と室外との気温差が激しいなど、暑さや湿気の急激な変化に体のリズムがついていけず、自律神経の働きが鈍くなることから起こると言われています。
自律神経の働きが鈍くなると、水分の循環もうまくいかなくなります。
その結果全身がだるい、思考力が鈍る、食欲がなくなる、夏カゼをひく、下痢をおこすなど・・・。また時には、頭痛、発熱、めまいといった症状を伴う事もあります。
現代では、上の症状以外に「ストレス」や「冷房による冷え」が加わり夏バテが一過性では済まないとても深刻なものになっています。

夏バテ対策・解消法には冷房を上手に使う、十分な睡眠時間を確保する、水分補給をこまめに行なう等沢山の方法がありますが、今回 は夏になって食欲がなくなるという方のために夏だからこそ食べて欲しい野菜とその効果をご紹介します。
■夏バテに効果のある野菜

●枝豆:
栄養分:タンパク質、カルシウムのほか大豆にはないビタミンCやA
効果:過剰な熱エネルギーを冷まし、体内にたまった余分な水分を排泄

●トマト:
栄養分:ビタミンCを100g中20mg含有→野菜の中でもトップクラス
効果:ビタミンCの中のルチンは血圧を下げるストレスへの抵抗力を増加
胃のムカムカをすっきりさせる。
胃もたれを改善。
ボーッとしているときにスッキリさせるグルタミン酸やアミノ酪酸を含む。

● キュウリ:
栄養分:ご存知の通りキュウリは水分が96%のため栄養的にはあまり期待できない。
効果:体内に生じた余分な熱を冷まし、調整・加熱する事で、利尿効果を発揮しやすくなる。

●トウモロコシ:
栄養分:玄米並のタンパク質でありながらビタミンBや繊維は3倍、カロリーは玄米の3分の2
効果:コーンフレークとして牛乳をかけて食べる事で栄養的にかなり整う。
胃腸を丈夫にする。

●ゴーヤ:
栄養分:ビタミンC、B1、カロテン、カリウム、リン、鉄分、モモルデシン(苦味成分)
効果:モモルデシンによって食欲を増進し整腸作用が期待できる。
ゴーヤのビタミンCは他の野菜と違い加熱してもほとんど壊れない。

●オクラ:
栄養分:ムチン、ペクチン、カロテン、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、リン、鉄などミネラルも豊富
効果:粘り成分である「ムチン」は胃の粘膜を保護、たんぱく質の消化吸収を助ける。
疲労回復や肌の老化防止にも効果的

●モロヘイヤ:
栄養分:ムチン、ビタミンB1、B2、C、E、K、カロテン、カルシウム、鉄、
マグネシウムなどミネラルも豊富
他の緑黄色野菜と比べ栄養価が高い。
効果:オクラ同様「ムチン」によって胃の粘膜を保護、たんぱく質の消化吸収を助ける。

最近では生産技術の発展により、食べたい野菜が季節に関係なく食べたい時にいつでも手に入るようになりました。
しかし旬のものはやはりその季節に食べるのが一番!!栄養価が高いのはもちろん、季節によって変化する私たちの体にふさわしい栄養素がたくさん詰まっています。

今年の夏は夏野菜を食べて夏バテに負けない体を作りましょう。

2008.07.11

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