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毎日暑い日が続きますね。みなさん夏バテしてませんか?私のいる神戸ではあまり雨が降らないので、外にいることが多い日中はフラフラしてしまいます。
話は変わりますが、みなさんは「低GI食品」という言葉を聞いたことはありますか?私は最近テレビのコマーシャルで聞くようになり、何のことだろうと気になっていました。ですので、これを機会に調べてみましたのでそれをお伝えしようと思います。

【GIとは?】
GIとはGlycemic Index;グリセミック・インデックスの略で、そのほかに血糖上昇反応度、グリセミック指数とも呼ばれているそうです。何のことかというと・・・かなり難しいので、じっくりと読んでみてください。

例)同じ条件で食パンとパスタを食べるとします。食パン、パスタを食べてから2時間までに血中の血糖値がどれだけ変化するかを計測します。(食後に血糖値は上昇し、体内のインスリンにより、血糖が下げられるので山型のグラフになります。)

※もちろん食べる量が違えば食品中の炭水化物(糖質)の量も違うので、ここでは同じ炭水化物(糖質)量を摂取したとしてください。

その結果、同じ量の炭水化物(糖質)を摂取したにもかかわらず、2食品間で血糖値の上がり幅などが異なることがわかりました。ここでの例えでは食後2時間 内では、食パンのほうが血糖値があがりやすく、パスタのほうが血糖値があがりにくいことが結果として出ました。これを比較したいので「食パン食後血糖値」 を100としたときの「パスタ食後血糖値」の割合を数値で表したものがGIということになります。
わかります??自分でも書いていてややこしく思っていますが、ようするにGIの数値が高ければ血糖値を上昇させやすい食品であり、GIの数値が低ければ血糖値を上昇させにくい食品であるということです。

【いろんな食品のGI】
では、具体的にはどんな食材がどんなGIなのでしょうか。ここではブドウ糖を基準食品(GI100)としたときの様々な食品のGIを見てみます。

・麦芽糖 110
・ブドウ糖 100
・ベークドポテト 95
・精白パン 95
・マッシュドポテト 90
・蜂蜜 90
・人参 85
・コーンフレーク 85
・ポップコーン 85
・シリアル(砂糖含) 70
・チョコレートバー 70
・キャンディーバー 70
・ジャガイモ(ゆで) 70
・クッキー 70
・トウモロコシ 70
・米飯(精白米) 70
・キビ 65
・干しブドウ 64
・バナナ 62
・ショ糖 59
・ジャム 55
・パスタ(精白) 55
・玄米 50
・エンドウマメ  50
・シリアル(ノンシュガー) 50
・サツマイモ 48
・オレンジ 40
・オートフレーク 40
・フレッシュフルーツジュース 40
・ライ麦パン  40
・パスタ(全粒) 40
・リンゴ 39
・アイスクリーム 36
・ヨーグルト 36
・牛乳 34
・フレッシュフルーツ 30
・フルーツマーマレード 25
・ブラックチョコレート 22
・フルクトール 20
・大豆 15
・緑黄色野菜、トマト、レモン、マッシュルーム 15

【問題点】
低GI食品というのは、血糖値があがりにくい食品だったんですね。糖尿病患者の食事療法などにもこのGIが参考にされているものもあるそうです。これを参考に摂取食品などを考えてもいいかもしれませんね。

ただ、以下のような問題点もありますので、ご注意ください。

・日本人、日本食の研究報告はあまりされていない。
・基準食品(100にする食品)を何にするかでGIが変わってくる。
・調理法や同時に摂取する食品によって変化する。
・糖尿病をお持ちの方では血糖値の変化が異なり、低GI食品でも血糖値が

上昇しすぎることもあるそうです。

以上のように、まだ詳しくわかっていないところもありますので、低GI食品がダイエットや血糖コントロールに直接つながるとは考えないほうが良いように思います。
行動は全て自己決定です。これらを参考に日々の食生活などに役立てていただけたらと思います。

2008.08.08

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