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秋の夜長、といっても昔のようにのんびりと過ごす時間があまりない現代社会。むしろ夜長の仕事にストレスをためておられる方も多いでしょう。ストレ ス解消をどうするかがますます大事だと思います。そのなかでも今やすっかり定着したと言えるのがアロマ。心地よい匂いが心身をリフレッシュさせます。さら に、アロマセラピー療法と言われるように、医療の現場でも活用されています。

アロマセラピーは「芳香療法」と訳され、芳香植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を利用して治療する方法です。
アロマの香りは大脳に直接働き、記憶を司る海馬、快・不快を司る扁桃核などに刺激を与えます。良い香りは快適な気持ちになり、体内で快適なホルモン物質 の分泌につながります。認知症の初期には海馬の刺激が有効とされているので、アロマの香りで生活の維持につながることが期待されます。また、柑橘系や樹木 の香りは幼少時からのなじみが深いので、高齢者の方には受け入れやすいものでしょう。
また、身体に麻痺があると、末梢の血行不良や冷感が強いですが、足浴の際に精油を取り入れることで、温かさの保持につながります。
これらはほんの一例ですが、心地よい香りは心身をリラックスさせると同時に、本来人に備わっている自然治癒力を高めることができます。高齢者であれば昔 の若い時代を、認知症の方であれば昔の記憶を呼び覚まし、健康であった自分の身体を思い起こさせる、アロマの効能が実証されています。
そのため、アロマケアは、リラクゼーションや癒しにとどまらず、その継続により、症状やトラブルの改善だけではなく、「自然治癒力」の回復過程に大きな影響を持つことが言えるでしょう。

全ての人にとって香りは日常生活には欠かせないものです。夕餉時、その食べ物の香りだけで幸せな気分になったり、風邪で鼻が詰まったときの食事の味気な さに悲しくなったりしたことがあると思います。いい香りに包まれた生活はそれだけで豊かな気持ちになるものです。普段の生活のなかにも、アロマの効能を生 かしてみてはいかがでしょうか。

2010.11.12

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