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【生活の乱れが起こす「胸焼け」に要注意。】
食欲の秋ですが、食べ過ぎたり、お酒を飲みすぎたりすると、胸の辺りがむかむかする「胸焼け」を起こすことがあります。ほとんどの場合は胃の消化液が食 道に逆流し、食道の粘膜が酸に侵され刺激されるために起こります。ストレスや香辛料、コーヒー、アルコール、タバコなどで胃酸の分泌が過剰になると、逆流 しやすくなります。また、過食や食生活の乱れ、過労などで胃の運動能力が低下し、消化物が胃に停滞して起こることもあります。胃液には、胃そのものを溶か してしまうほど強力な消化作用がありますが、通常は粘膜が胃壁を覆い保護しているので安全です。

しかし、ストレスや過労、暴飲暴食などで、濃い胃液がどんどん出て胃の粘膜を刺激すると、胃の血管がけいれんして血流が悪くなります。そうなると、保護 してくれる粘液の分泌が低下して、胃壁がただれ、傷ができ、胃炎や胃潰瘍を起こすのです。

特に、不安や心配事、緊張、怒りなどのストレスは大敵です。ストレスと上手に付き合い、自分に合った心身のリラックス法を 見つけましょう。胸焼けや胸の痛み、げっぷ、食欲不振、お腹がはるなどのサインを感じたら、まずライフスタイルを見直すこと。また、症状の有無にかかわら ず年に一度は検診を受け、胃の健康を普段から心がけましょう。

【気になる胃には、胃にやさしい食べ物を。】
胃にやさしい食生活は、まず胃の負担を少なくすることです。香辛料やコーヒーなどの刺激物は、胃酸を過剰に分泌させるため、とり過ぎには注意しましょ う。熱すぎるもの、冷たいものなど、刺激の強い食べ物はなるべく避け、消化のよい食べ物を選びましょう。お菓子など甘いものや揚げ物など油っこい物は、胃 の中にとどまりやすいので食べ過ぎは禁物。寝る直前の食事も、胃酸が分泌された状態で横になるため、食道へ逆流しやすくなります。

アルコールは、胃の働きを活発にしリラックスさせてくれますが、飲み過ぎは胃の運動能力を低下させたり、胃酸の分泌 量を増やし粘膜に障害を起こすので、空腹時は避け適量を守りましょう。空腹も満腹も胃によくありません。毎日規則正しい時間に、腹八分目の食事を心がけま しょう。食事の時間があくときは、空腹になる前に温めた牛乳などを飲むとよいでしょう。

キャベツに含まれるビタミンUは、傷ついた胃粘膜を修復する作用があり、ピーマンなどに含まれるビタミンPは、毛 細血管を強化して出血を抑え、胃潰瘍の治癒に役立ちます。また、ナメコや里芋のムチン、牛乳の乳脂肪などは、胃粘膜をやさしく保護する働きがあります。

2006.10.13

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