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その2 介護予防を実践していつまでも豊かな毎日を
(運動器の機能向上・栄養改善)

 前回は高齢期の健康づくりが中心のお話でしたが一言で「介護予防」といっても内容は多岐にわたります。代表的なものは以下の通りです。

(1) 運動器の機能向上
(2) 栄養改善
(3) 口腔機能の向上
(4) 閉じこもり予防
(5) 認知症予防
(6) うつ病予防

「介護予防」に必要なのは、病気を防ぐだけではなく、「老化のサインを見逃さずに、早めに対処すること」なのです。前回もお話したように老化の早期発見、早期対処が重要です。

【運動器の機能向上に取り組んでみましょう】

◎高齢期こそ運動が大事です

年をとってからでも、筋力は鍛えれば向上します。運動することは、筋肉や骨の老化を防ぐだけではなく、心臓や脳の神経をよい状態に保ちます。毎日、積極的に体を動かして、筋肉を鍛えるようにしましょう。

『予防のポイント・アドバイス』
・毎日できるだけ歩く(ウォーキングなど)。
・家事やテレビを見ているとき、入浴中など普段の生活の中で体を動かす機会を増やす。
・腹筋や、イスから立ち上がる運動など筋力トレーニングを一日少しの時間(3分や5分程度)でもいいので続ける。
・続けることが難しいと感じたら、誰かと一緒に続けたり日記をつけて振り返ったり生活習慣記録機を使ったりすることで継続しやすくなります。

【栄養改善に取り組んでみましょう】

◎高齢期は「低栄養状態」に要注意~

高齢期は食欲が落ちやすく、衰弱したり、体調を崩しやすくなります。必要な栄養が足りず、体に影響が出た状態を「低栄養状態」といい、高齢期には、特に 「たんぱく質」と「エネルギーになる食品」を意識してとる必要があります。
以前は高齢期には脂肪なども多いからという理由であまり肉を食べないというような考えでしたが今は逆に活動的に過ごし、しっかりした体を作るために積極 的にとるようにと変わってきています。大事なことは、肉も野菜も大豆製品も・・・とバランスよく食べることですね。

『予防のポイント・アドバイス』
・主食(ごはん、パン、麺類など)と主菜(肉、魚、大豆食品など)をしっかりとる。
・間食には乳製品、チーズ、プリンなどのたんぱく質をとる。
・食べたいものを食べたいときに食べるようにする。
・食欲がないときは、おかずを先に食べる。
・運動や趣味など、活動的な生活を心がける。

しっかり食べてしっかり運動することが大事ですね。

 

2007.03.30

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